一変する定年退職後。後悔しないための準備は大丈夫ですか?

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会社員や公務員など、勤め人にはいつか来る定年退職。
無事に勤め上げたおめでたいことですが、何もせず、めでたいめでたいといっていられない現実があります。
60歳定年が多数のなか、年金は65歳にならないと受け取れない仕組みになっています。
今まであった収入が0…結構、きついですよ。
そうなる前に、定年後の生活を考えて見ましょう。

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定年退職後の支出は?

今まで給料から天引きされていたものがあります。
どのようなものかというと、収入(所得)がある人は所得税(国税)と住民税(地方税)を納めなければなりません。
この所得税は給与から引かれているので、退職してから納める必要はありません。
逆に、年の途中、例えば、3月で定年退職した場合は、1月から3月までは1年の収入の予測の元の税率で計算して給与から納入されているので確定申告で税金が戻ることがあります。

ところが住民税は前年の所得に対してかかるので、定年退職して無収入でも納税通知書が届きます。
勤め人は年末調整の時期に所得の証明書として「源泉徴収票」をもらいますよね。それと同じ内容が「給与支払報告書」という書式で、翌年の1月末までに勤務先から各住所地の市町村に送られます。そのデータをもとに、住民税の課税額が計算されます。
住民税は、1月1日現在の住所地で、前年の1月1日から12月31日までの1年間の所得に対して課税されます。
ということで、定年退職した後に、高収入に課税された納税額が待っているのです。
住民税は地方自治体に対して支払うので、県民税と市民税があります。
税率は様々ですが、給与所得600万円ぐらいで県民税と市民税の合計は30万円を超えました。
収入がない中、住民税を払うのは結構な負担になります。

まだまだある支出

税金のほかにも、生活するために支払わなければいけないものがあります。
健康保険です。働いているときは、気にも留めなかったと思いますが、会社が「健康保険被保険者証」(保険証)を用意してくれました。
定年退職後は自分で手続きをして、保険料も支払わなければなりません。

選択その1
退職前の会社の健康保険に引き続き加入する。
これは、任意継続被保険者になることで退職しても今までの健康保険と同じ内容の保険者になります。ただ、健康保険料は、働いていたときは会社が半額を負担してくれていましたが、退職すると会社が負担していた分と合わせて全額自己負担となるため、保険料は上がってしまいます。
しかし、必ずしも今までの保険料の2倍になるというわけではありません。
保険料は退職時の「標準報酬月額」と加入していた健康保険の「標準報酬月額の平均値」を比較して、いずれか低い方の額で計算した保険料を負担することになっています。
協会けんぽの場合は28万円ですが、共済組合などでは全組合員の平均といっても50万近くいく場合があります。定年退職でもそこまでいっていない…保険料は少ないけど…
無収入で月に4万円近い保険料は辛い…
これは、退職と同時に申し込みが必要で、2年間しか入れません。
原則として、保険料は2年間同じ額になります。

選択その2
お住まいの市町村の国民健康保険に加入する。
これは、住んでいる市町村が母体となる健康保険で、世帯主と家族に対して収入などで掛け金がかわり、また、市町村によっても違いがあります。
これもまた、前年度の収入によって掛け金が反映するので、高額が予想されます。
ただ、これは、いつでも加入できるので、任意継続が得か、国民健康保険が得かわからないときは、任意継続にしていた方が後からでも手続きができますよ。
そして、1年後ぐらいにこちらにかえるということもできます。

選択その3
家族の扶養となり、家族が入っている健康保険の被扶養者になる。
これには、無職になり、収入が0になれば、負担金なしで健康保険の被扶養者となれます。
扶養する被保険者が健康保険組合に加入している場合は、組合ごとの規約があるので、確認が必要です。
ただし、退職後でも失業手当(ハローワークで手続きをする「基本手当」)を受給すると、日額3611円を超えて受給している間は、これから働くということでの収入なので、被扶養者にはなれません。
ちなみに、被扶養者の収入限度額は60歳以上は年間180万円未満です。

定年退職の仕事

こんなに支出があることは、わかっていてもいざ、収入が0になると、生活がすさんできます…貯金は減っていくばかり。
当然、生活費はかかる訳ですから。
それに、もう、仕事はいいやと思って無職になっても、やっぱり寂しい…
何をするにもお金はかかるし、やっぱり、仕事をしていた方が生活にも張りがあるというもの。
健康的ですよ。
ハローワークで本格的に仕事をさがすのも、初めての経験で新鮮な世界です。
ただ、60歳過ぎて何も資格がなければ、時給700円程度のアルバイトになってしまいます。
60過ぎて働く場合、条件があえば自分が健康保険の被保険者となり、今までのように半額負担で済むこと、そして、厚生年金も65歳までかけることができますよ。
やはり、定年退職前に仕事を探して、第2の人生の出発が迎えられれば最高ですね。

まとめ

いままで、長い間頑張って働いてきて、ようやく定年退職。
ところが、現実は厳しく、年金は65歳から。それも、以前より年金額も下がってしまいました。一人分の年金では悠々自適なんてあり得ません。

老後こそ楽しく
子供も独立したら、これからは自分のために働きましょう。
楽しみながら、働くことが健康にもつながります。
そして、社会参加ができます。
今まで収入があったのに0になるのは、やはりきついですよ。
少しでも、楽しみながらできる仕事をして、第2の人生を楽しみましょう。

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