乳がんの早期発見はマンモグラフィーと超音波検査どっちが有効?

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現在日本人は、一生のうちに、2人に1人は何らかのがんにかかるといわれています。
こんな事を聞くと、ちょっと怖いですよね。

そこでがん検診について興味を持たれている方も少なくないと思います。

若い女性にとっては、乳がん検診についても、気になるところです。

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そもそも検診とは?

検診は、病気であるか否かを調べるために行う検査・診察のことです。
「がん検診」や「歯科検診」など、特定の病気を早期発見し、早期に治療することを目的にしています。

がん検診は早期に発見、治療し、死亡・罹患の減少を目的とし有用性が検討されています。

治療し、死亡・罹患の減少を目的としている訳なので適切な治療法が存在し、対象となるがんの死亡(あるいは罹患)を減少できるか、また、過剰診断にならないかなど様々な検討課題があります。

それによって、がん検診として、胃がん検診、大腸がん検診、呼吸器(肺がん)検診、乳がん検診、子宮頸がん・体がん検診、前立腺がん検診などが実施されています。

乳がん検診を受けてみよう!

高齢になればがんになる可能性も高まりますが、女性は30代や40代の若いうちでもがんになる可能性があるので注意が必要です。

ここでは、乳がん検診について、どういう検査なのか紹介します。

乳がん検診を受けると、まず医師による視触診が行われます。乳房にしこりなどの異常がないか調べてます。喉を触れて甲状腺触診もします。

次に、マンモグラフィーが行われます。

マンモグラフィーは、乳がんの初期症状の1つの石灰化を映し出すことができます。
乳房が大きく深部まで超音波が届かない方、閉経後で乳腺が委縮し、その代わりに乳房の多くが脂肪に置き換わっている方などは、マンモグラフィーが適しています。
また、マンモグラフィーは過去のフイルムとその都度比較ができるため検診に用いられます。
自治体が実施する乳がん検診はマンモグラフィーが推奨されているのは、有効性が評価されているためです。

超音波検査については、2007年から乳房検診での有効性を確認する試験が開始されました。

今のところは検査技師や読影を行う医師の技量が問われる検査であると言われていますが、今後、精度管理が進んでいくことが期待されています。

しかし、マンモグラフィーと乳腺超音波検査とでは、検出しやすい病変に違いがあり、どちらが優れているとは簡単に言えないのです。

マンモグラフィーは、石灰物を白く映し出しますが、乳腺が発達している10~30代の場合、乳腺が白く映り込んでしまうため、判別がしにくくなる場合があります。

超音波検査は、ごく細い糸状の構造をした線維性の組織を黒く映し出す性質があるため、がん組織がある場合、その形が黒く浮かび上がります。
乳腺の影響を受けにくく診断ができるため、乳腺組織が発達した40歳以下は受けたい検査です。
その一方で、乳腺の石灰化物を描画するのは不得意です。

このように、マンモグラフィーと乳腺超音波検査とでは検出しやすい病変が異なるだけでなく、検査に適した年代も異なります。
特性を踏まえたうえで、どちらの検査を優先的に受けるかを考えてみましょう。

自治体が実施している乳がん検診は40歳以上なので、30代は超音波検査を受けてみましょう。
超音波検査は放射線被爆はなく、妊娠中も検査が受けられます。

まずはセルフチェック!

乳がん検診で異常なしの通知がきたら、安心しますね。
でも、検査の特性を理解していれば、自分は超音波検査を追加してみようかなどと思ったりしますね。

検診の第一歩はスクリーニングですから、精密検査が必要とされた方は、細胞診(針生検など)を受けましょう。

乳腺MRI検査は、MRI検査に造影剤(がんが存在していた場合に画像にコントラストを付ける薬剤)を利用して乳がんの検索を行う検査です。
通常は乳がん発見後に乳がんがどこまで広がっているかを検索するために用いられている検査です。

毎年、なんか引っかかる方もいると思います。
超音波検査を追加してもはっきりしない。

詳しく調べてはっきりしたい。そう考える方も少なくないと思います。
気になるようなら医師に相談し、MRI検査を受けてみるのも良いと思います。

ただ、色々な検査は万能ではありません。CT、MRIと言えど、発見できるとは限らないのです。

がんの早期発見で重要なことは、いつもと違うことにいち早く気付くことです。
そのためにも、セルフチェックが重要です。
そして、検診を受けることで早期発見につながります。

まとめ

乳房は見たり触ったりできます。
乳がんは、自分で観察したり触れたりすることによって発見できる可能性が高いがんです。
ちなみに、乳がんの60%以上はセルフチェック(自己検診)によって発見されています。

自己検診とがん検診をうまく使い、早期に発見しましょう。

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