サルモネラ菌による食中毒の感染ルートは?症状や予防法は?

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夏は食品が傷みやすく、食中毒が発生しやすい季節です。

夏に多く発生する食中毒の原因菌の一つにサルモネラ菌があります。

サルモネラ菌による感染症は冬よりも夏に多く発生し、特に小さな子供が感染しやすいため、小さなお子さんがいるお母さんは気をつけたいところです。

食中毒のリスクを少しでも減らすためには、原因菌の知識を持つことが何より大切ですので、ここで夏の食中毒対策として、サルモネラ菌の感染ルートや症状、予防法について確認していきましょう。

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サルモネラ菌による食中毒の感染ルートは?

一般的には、1g中10,000個以上のサルモネラ菌を口にすることで、感染すると言われています。

しかし、子供や高齢者、免疫の弱い人は、それ以下の量でも食中毒が発症する可能性があります。

このため、小さなお子さんやお年寄りは特に注意が必要なのです。

 

サルモネラ菌の感染ルートは主に

・牛や豚、鶏などの家畜

・犬や猫などペット

など動物を介して人へ感染することが多いです。

家畜からの感染

家畜からの感染と聞くと、鳥インフルエンザのように家畜のいる場所で被害が出るイメージがありますが、家畜からの感染ルートは、サルモネラ菌に感染した食肉や鶏卵を口にすることで感染します。

 

生肉に関しては、表面にサルモネラ菌が付着して、それを口にすることで感染します。

原因は加熱処理が不十分なだけでなく、包丁など生肉を扱った調理道具が他の食材に触れることでも感染するのです。

お肉を加熱することは皆さん一生懸命なのですが、調理器具の方面はまだまだ認識が甘いので、衛生管理にも気をつけていきましょう。

 

また、サルモネラ菌が感染した食品を扱った手でドアノブやテーブルを触り、他の人がその箇所に触れるなど間接感染も考えられます。

このため、調理器具だけでなく自身の手の衛生面にも注意が必要です。

 

鶏卵に関しては、中身ではなく殻にサルモネラ菌が付着していることが多く、それを触った手で食材を扱うことで感染するリスクが高まります。

ただ、最近では養鶏場から収穫された卵はGPセンターで洗浄や殺菌などの処理工程を行うことにより、殻に付着しているサルモネラ菌はほとんど殺菌されますので、昔よりは生卵のリスクは小さいです。

それでも、中身にサルモネラ菌が付着しない訳ではありません。

確率はかなり低いですのでそこまで気にする事はありませんが、絶対感染したくないと言う人は卵を生で食さない方がいいでしょう。

ペットからの感染

サルモネラ菌はペットにも感染するため、ペットを介して人間がサルモネラ菌による食中毒を発症することもあります。

空気感染はしませんが、ペットと接触することで感染のリスクは高まります。

特に指に付着したサルモネラ菌が原因になることが多いので、手洗いによる予防効果は高いと言われています。

代表的な犬や猫だけでなく、鳥類や爬虫類など幅広い生物の腸内にはサルモネラ菌が存在していますので、ペットに触れた際は手を洗うなど予防に努めましょう。

また、ペット自体はサルモネラ菌に感染した症状が出ないことが多いので、ペットが元気だからと言って安心してはいけませんよ。

サルモネラ菌による食中毒の症状は?

サルモネラ菌に感染すると、半日~2日後に食中毒症状を発症します。

症状は、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、40℃近い発熱が一般的です。

特に下痢の症状は、食中毒を引き起こす菌の中でも強いレベルのものになり、通常3~4日程度症状が続きますが、まれに1週間以上続く人もいます。

このため、脱水症状を引き起こす二次被害の危険性も潜んでいますので、下痢が続いているうちは特に水分補給が大切です。

 

脱水症状にならないように下痢止めを飲むのは危険です。

菌が体の外に排泄できなくなるため、症状が長引くことに繋がります。

サルモネラ菌による食中毒は自然に治ることが多いですが、特に子供や高齢者は重症化しやすいので医者に行くことをお勧めします。

成人の方は内科、子供は小児科を受診するとよいでしょう。

サルモネラ菌による食中毒の予防は?

サルモネラ菌による食中毒の予防方法は以下のとおりです。

予防で大切なのは、殺菌すること菌をまき散らさないことです。

食品からの感染予防

①サルモネラ菌は熱に弱いので、食品を十分に加熱する。

②食品を扱う前後、生肉を扱った後には手洗いをする。

③生肉や卵と他の食品を扱う調理器具を分ける。

④調理器具は熱湯や消毒用エタノールで消毒する。

⑤調理の際はこまめに手洗いをする。

調理中に生肉からサラダなどの野菜にサルモネラ菌が感染する場合もありますので、先に加熱処理しない料理を行うなど、生肉に近づけないよう工夫をしましょう。

 

ペットからの感染予防

①ペットとキスをしない。

②ペットを触ったり、糞を処理した後は手を洗う。(特に食事の前は必ず洗いましょう)

まとめ

サルモネラ菌による食中毒が発生しやすい夏は特に予防に力を入れましょう。

加熱処理と手洗いがサルモネラ菌の感染予防に効果的なので、小さいお子さんがいる方はこまめに手洗いをさせましょう。

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